スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

愛唱歌 『森ヶ崎海岸』 にまつわる お話

岸辺に友と 森ヶ崎  磯の香高く 波かえし
十九の青春 道まよい 哲学語り 時はすぐ

友は悩めり 貧しけれ 基督の道 われ行くと
瞳きびしく 月映えて つよき鼓動に 波寄せり

崩れし土手に 草深く いかなる虫か 知らねども
今宵は詩歌を つくらんと 楽 平安の 念いあり

されども友は 黙しけん いかに生きなば わがいのち
深園の月に 飛びゆかん 涙を拭い 悲歎あり

友の孤愁に われもまた 無限の願望 人生を
苦しみ開くと 誓いしに 友は微笑み 約しけん

友の求むる 遠き世に たがうも吾れは 己が道
長歌の舞台 涯しなく 白髪までも 月語る

君に幸あれ わが友よ つぎに会う日は いつの日か
無言のうちの 離別旅 銀波ゆれゆく 森ヶ崎


P1010481_2.jpg


≪ナレーション≫ それでは、寸劇人間革命のコーナーです。
本日は、「友人との語らい」と題しまして、お送りいたします。

≪山本伸一≫ 私の友人にキリスト教に入った人がいた。
戦後間もなく、一緒に読書会を開き、文学や哲学を学びあった親しい仲間だった。
彼は、ある大きな悩みを抱え、教会の門を叩(たた)いた。

私が創価学会に入会する直前のことです。

その後、彼も、私も移転してしまい。消息は途絶えてしまったが、今も私は、この友人の幸せを祈っています。

もし、彼と会うことができたら、また、人生を語り合いたい。そして、仏法を教えたいと思う。
布教といっても友情から始まる。相手を尊重してこそ、本当の対話ができる。

≪ナレーション≫ 山本伸一は、友と語り合った、青春の日々を思い起こした。
それは、彼が十九歳の時のことであった。

やがて友人は、自分の悩みを打ち明けるようになった。

貧しい暮らし、複雑な家庭環境、人間への不信、失恋の痛手、友人は、時には涙を流しながら、自分の心境を語ることもあったのであります。

それは、月の美しい夜であった。

森ヶ崎の海岸で、いかに生きるべきか語り合っているうちに、友人は意を決したように言ったのであります。

≪友人≫ 山本君、ぼくは、キリスト教に入ってみようと思う。人間は、心に神を持たなければ、人を信ずることも、自分を信ずることもできないような気がする。

神の存在とは何かは、まだ、よくわからないけど、聖書を読んでいると、心の安らぎを覚えるし、神を信じられそうな気がしてくる。

≪山本伸一≫ 君が、そう決めたのなら、それもよいと思う。ともかく、ぼくの願いは、君が幸せになることだ。

ぼくの進もうとする道とは異なると思うが、そこから君が何かをつかみ、人生の大空に飛び立ってもらいたい。

ぼくも今は結核だし、生活も苦しいが、すべてを乗り越えて、社会のため、人々のために貢献できる、堂々たる人生を開こうと思う。お互いに頑張ろう。

≪ナレーション≫ 伸一がこう言って手を差し出すと、友人は固く、その手を握り締めた。

山本伸一が、生涯の師匠・創価学会第2代会長・戸田城聖と出会うのは、この直後のことであります。

伸一は、この友人との語らいを詩にしてノートに記し、「森ヶ崎海岸」という題をつけたのであります。

≪山本伸一 詩の朗読≫

岸辺(きしべ)に友と 森ヶ崎(もりがさき)
磯(いそ)の香(か)高く 波かえし
十九の青春 道まよい
哲学語(かた)り 時はすぐ

友は悩めり 貧(まず)しけれ
基督(キリスト)の道 われ行(ゆ)くと
瞳(ひとみ)きびしく 月映(は)えて
つよき鼓動(こどう)に 波寄せり

崩(くず)れし土手に 草深く
いかなる虫か 知らねども
今宵(こよい)は詩歌(しいか)を つくらんと
楽(がく) 平安(へいあん)の 念(おも)いあり

されども友は 黙(もく)しけん
いかに生きなば わがいのち
深園(しんえん)の月に 飛びゆかん
涙を拭(ぬぐ)い 悲歎(ひたん)あり

友の孤愁(こしゅう)に われもまた
無限の願望 人生を
苦しみ開くと 誓(ちか)いしに
友は微笑(ほほえ)み 約(やく)しけん

友の求むる 遠き世に
たがうも吾(わ)れは 己(おの)が道
長歌(ちょうか)の舞台 涯(はて)しなく
白髪(しらがみ)までも 月語る

君に幸(さち)あれ わが友よ
つぎに会う日は いつの日か
無言のうちの 離別旅(わかれたび)
銀波(ぎんば)ゆれゆく 森ヶ崎


≪ナレーション≫ 後に、この詩に、青年部の有志が曲をつけ、愛唱歌として広く歌われていますことは、皆様ご存知のとおりであります。

本日は、小説・新人間革命第五巻・“歓喜”の章より、「友人との語らい・森ヶ崎海岸」と題しまして、旭日地区合唱団の、オールスターキャストでお送りいたしました。

以上で、寸劇人間革命のコーナーを終わります。



最後まで、この寸劇人間革命を読んでいただいてありがとうございます。

寸劇が終わったら、皆さんで、合唱されてはいかがでしょうか。
この寸劇人間革命の分量はおおよそ、20文字×100行です。

印刷用に、空白行の少ないテキストデータを準備しましたので、ご活用ください。


≪ナレーション≫ それでは、寸劇人間革命のコーナーです。
本日は、「友人との語らい」と題しまして、お送りいたします。
≪山本伸一≫ 私の友人にキリスト教に入った人がいた。
戦後間もなく、一緒に読書会を開き、文学や哲学を学びあった親しい仲間だった。
彼は、ある大きな悩みを抱え、教会の門を叩(たた)いた。
私が創価学会に入会する直前のことです。
その後、彼も、私も移転してしまい。消息は途絶えてしまったが、今も私は、この友人の幸せを祈っています。
もし、彼と会うことができたら、また、人生を語り合いたい。そして、仏法を教えたいと思う。
布教といっても友情から始まる。相手を尊重してこそ、本当の対話ができる。
≪ナレーション≫ 山本伸一は、友と語り合った、青春の日々を思い起こした。それは、彼が十九歳の時のことであった。やがて友人は、自分の悩みを打ち明けるようになった。
貧しい暮らし、複雑な家庭環境、人間への不信、失恋の痛手、友人は、時には涙を流しながら、自分の心境を語ることもあったのであります。
それは、月の美しい夜であった。
森ヶ崎の海岸で、いかに生きるべきか語り合っているうちに、友人は意を決したように言ったのであります。

≪友人≫ 山本君、ぼくは、キリスト教に入ってみようと思う。人間は、心に神を持たなければ、人を信ずることも、自分を信ずることもできないような気がする。
神の存在とは何かは、まだ、よくわからないけど、聖書を読んでいると、心の安らぎを覚えるし、神を信じられそうな気がしてくる。
≪山本伸一≫ 君が、そう決めたのなら、それもよいと思う。ともかく、ぼくの願いは、君が幸せになることだ。
ぼくの進もうとする道とは異なると思うが、そこから君が何かをつかみ、人生の大空に飛び立ってもらいたい。
ぼくも今は結核だし、生活も苦しいが、すべてを乗り越えて、社会のため、人々のために貢献できる、堂々たる人生を開こうと思う。お互いに頑張ろう。

≪ナレーション≫ 伸一がこう言って手を差し出すと、友人は固く、その手を握り締めた。
山本伸一が、生涯の師匠・創価学会第2代会長・戸田城聖と出会うのは、この直後のことであります。
伸一は、この友人との語らいを詩にしてノートに記し、「森ヶ崎海岸」という題をつけたのであります。

≪山本伸一 詩の朗読≫
岸辺(きしべ)に友と 森ヶ崎(もりがさき)
磯(いそ)の香(か)高く 波かえし
十九の青春 道まよい
哲学語(かた)り 時はすぐ

友は悩めり 貧(まず)しけれ
基督(キリスト)の道 われ行(ゆ)くと
瞳(ひとみ)きびしく 月映(は)えて
つよき鼓動(こどう)に 波寄せり

崩(くず)れし土手に 草深く
いかなる虫か 知らねども
今宵(こよい)は詩歌(しいか)を つくらんと
楽(がく) 平安(へいあん)の 念(おも)いあり

されども友は 黙(もく)しけん
いかに生きなば わがいのち
深園(しんえん)の月に 飛びゆかん
涙を拭(ぬぐ)い 悲歎(ひたん)あり

友の孤愁(こしゅう)に われもまた
無限の願望 人生を
苦しみ開くと 誓(ちか)いしに
友は微笑(ほほえ)み 約(やく)しけん

友の求むる 遠き世に
たがうも吾(わ)れは 己(おの)が道
長歌(ちょうか)の舞台 涯(はて)しなく
白髪(しらがみ)までも 月語る

君に幸(さち)あれ わが友よ
つぎに会う日は いつの日か
無言のうちの 離別旅(わかれたび)
銀波(ぎんば)ゆれゆく 森ヶ崎

≪ナレーション≫ 後に、この詩に、青年部の有志が曲をつけ、愛唱歌として広く歌われていますことは、皆様ご存知のとおりであります。
本日は、小説・新人間革命第五巻・“歓喜”の章より、「友人との語らい・森ヶ崎海岸」と題しまして、旭日地区合唱団の、オールスターキャストでお送りいたしました。
以上で、寸劇人間革命のコーナーを終わります。


森ヶ崎海岸 作詞 山本伸一 作曲 本田隆美

岸辺に友と 森ヶ崎
磯の香高く 波かえし
十九の青春 道まよい
哲学語り 時はすぐ

友は悩めり 貧しけれ
基督の道 われ行くと
瞳きびしく 月映えて
つよき鼓動に 波寄せり

崩れし土手に 草深く
いかなる虫か 知らねども
今宵は詩歌を つくらんと
楽 平安の 念いあり

されども友は 黙しけん
いかに生きなば わがいのち
深園の月に 飛びゆかん
涙を拭い 悲歎あり

友の孤愁に われもまた
無限の願望 人生を
苦しみ開くと 誓いしに
友は微笑み 約しけん

友の求むる 遠き世に
たがうも吾れは 己が道
長歌の舞台 涯しなく
白髪までも 月語る

君に幸あれ わが友よ
つぎに会う日は いつの日か
無言のうちの 離別旅
銀波ゆれゆく 森ヶ崎



関連記事

テーマ: 二次創作 | ジャンル: 小説・文学

コメント

コメントの投稿


 管理者にだけ表示を許可する

Page top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。