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教学試験に挑戦_立正安国論

(つらつ)倩ら微管を傾け(いささ)聊か経文を(ひら)披きたるに世皆正に(そむ)背き人(ことごと)悉く悪に帰す、故に善神は国を捨てて(あい)相(さ)去り聖人は所を(じ)辞して(かえ)還りたまわず、是れを以て魔来り鬼来り(さい)災起り難起る言わずんばある(べ)可からず恐れずんある可からず。

(し)如かず(か)彼の(ばんき)万祈を(しゆう)修せんよりは (こ)此の(いっ)一(きょう)凶を(きん)禁ぜんには。

(よ)予(しょうりょう)少量(な)為りと(いえど)雖も(かたじけな)忝くも大乗を学す、(そうよう)蒼蠅(きび)驥尾に(ふ)付して(ばんり)万里を(わた)渡り(へきら)碧蘿(しようとう)松頭に(か)懸かりて(せんじん)千尋を(の)延ぶ、弟子(いちぶつ)一仏の子と生れて(しょきょう)諸経の王に(つか)事う、何ぞ仏法の(すいび)衰微を見て(しんじょう)心情の(あいせき)愛惜を起さざらんや。

(なんじ)汝(はや)早く信仰の(すんしん)寸心を(あらた)改めて(すみやか)速に (じつじよう)実乗の(いちぜん)一善に(き)帰せよ、(しか)然れば(すなわ)則ち(さんがい)三界は皆(ぶつこく)仏国なり仏国其れ(おとろ)衰えんや(じゆつぽう)十方は(ことごと)悉く(ほうど)宝土なり宝土なん何ぞ(くず)壊れんや、国に(すいび)衰微無く(ど)土に(はえ)破壊(なく)無んば身は是れ安全・心は是れ(ぜんじよう)禅定ならん、此の(ことば)詞此の(ことば)言信ず可く(あがむ)崇む可し。

(すみやか)速に(たいじ)対治を(めぐら)回して早く(たいへい)泰平を(いた)致し(ま)先ず(しようぜん)生前を(やすん)安じて(さら)更に(ぼつご)没後を(たす)扶けん、(ただ)唯我が信ずるのみに(あら)非ず又他の(あやま)誤りをも(いまし)誡めんのみ。

1211.jpg

この記事は20130929の2級試験用に作成したものです。



≪ナレーション≫ それでは寸劇のコーナーです。
今回は、教学試験_立正安国論に挑戦します。

≪青年部≫そんな寸劇あるんですか?

≪壮年部≫あまり固いことを言わずに、少し勉強してみましょう。
要文、語句,流れ、2級、研究と、5段階に表示してあります。
合格レベルとしては、要文、語句,流れ、までで充分かもしれませんが、せっかく勉強するのだから、挑戦してみませんか。





[要文]有名な御文。座談会などでも学習する時がある。必ず理解しよう。

[語句]重要なポイントになる語句。

[流れ]全体の流れを理解するために重要。

[2級]難しい内容も有るが、青年教学2級レベルとしては是非とも挑戦して理解を深めよう。

[研究]さらに挑戦!時間の無い人は省略。



[要文]1-1(りょきゃく)旅客(き)来たりて(なげ)嘆いて(いわ)曰く(きんねん)近年より(きんじつ)近日に(いた)至るまで(てんぺん)天変(ちよう)地夭・(ききん)飢饉(えきれい)疫癘・(あまね)遍く天下に満ち広く地上に(はびこ)迸る牛馬(ちまた)巷に(たお)斃れ(がいこつ)骸骨路に(み)充てり死を(まね)招くの(ともがら)輩(すで)既に大半に超え悲まざるの(やから)族(あえ)敢て(いちにん)一人も無し-----(しか)然りと(いえど)雖も(ただ)唯(かんたん)肝胆を(くだ)摧くのみにして(いよいよ)弥(きえき)飢疫に(せめ)逼られ(こつきやく)乞客目に(あふ)溢れ死人(まなこ)眼に(み)満てり、(ふ)臥せる(かばね)尸を(ものみ)観と為し並べる尸を橋と(な)作す、---(こ)是れ(いか)何なる(わざわい)禍に(よ)依り是れ何なる(あやま)誤りに(よ)由るや。

[要文]1-2 主人の(いわ)曰く独り此の事を(うれ)愁いて(くおく)胸憶に(ふんぴ)憤_ す客(きた)来つて共に嘆く(しばしば)_ 談話を(いた)致さん、夫れ出家して道に入る者は法に依つて仏を期するなり-----(つらつ)倩ら微管を傾け(いささ)聊か経文を(ひら)披きたるに世皆正に(そむ)背き人(ことごと)悉く悪に帰す、故に善神は国を捨てて(あい)相(さ)去り聖人は所を(じ)辞して(かえ)還りたまわず、是れを以て魔来り鬼来り(さい)災起り難起る言わずんばある(べ)可からず恐れずんある可からず。

[語句] 世皆正に(そむ)背き人(ことごと)悉く悪に帰す、故に善神は国を捨てて(あい)相(さ)去り聖人は所を(じ)辞して(かえ)還りたまわず. (神天上の法門)

[流れ]2-1 客の曰く天下の(わざわい)災国中の難(よ)余独り嘆くのみに非ず衆皆悲しむ、-----(そ)其の証拠を聞かん。

[流れ]2-2 主人の曰く其の文(はんた)繁多にして--- 
[研究]2-2 (こんこうみよう)金光明経に(いわ)云く「其の国土に於て此の経有りと雖も-----乃至供養すること能わず、----- 多く他方の(おんぞく)怨賊有って国内を(しんりゃく)侵掠し-----

[研究]2-3 (だいしつ)大集経に云く、仏法実に(おんもつ)隠没せば(しゅ)鬚(ほつ)髪(そう)爪 皆長く諸法もまた(もう)忘(しつ)失せん-----

[要文]2-4 (にんのう)仁王経に云く、国土(みだ)乱れん時は先ず (きじん)鬼神乱る鬼神乱るるが故に万民乱る-----若し一切の聖人去らん時は(しちなん)七難必ず(おこ)起らん

[語句]2-5 (やくし)薬師経に云く-----(にんしゆ)人衆(しつえき)疾疫の難・(たこくしんぴつ)他国侵逼の難・(じかいほんぎやく)自界叛逆の難・(せいしゅく)星宿(へんげ)変怪の難・(にちがつ)日月(はくしよく)薄蝕の難・(ひじ)非時(ふうう)風雨の難・(かじふう)過時不雨の難あらん

[語句] (たこくしんぴつ)他国侵逼の難・(じかいほんぎやく)自界叛逆の難


[研究]2-6 仁王経に云く-----四方の(ぞく)賊来つて国を(おか)侵し内外の賊起こり-----を七の難と為すなり

[語句]2-7 大集経に云く----- 一には (こつき)穀貴・二には (ひようかく)兵革・三には (えきびょう)疫病なり

[語句] (こつき)穀貴・ (ひようかく)兵革・(えきびょう)疫病

[流れ]2-8 夫れ四経の文(あきら)朗かなり-----よつ仍て(ぜんじん)善神聖人国を捨て所を去る

[流れ]3-1 客(いろ)色を(な)作して曰く-----三宝の跡を廃すと(いわ)謂んや其の証有らば(くわ)委しく其の故を聞かん。

[流れ]3-2 主人(さと)喩して曰く-----但し法師は(てんごく)諂曲にして(じんりん)人倫を迷惑し王臣は(ふかく)不覚にして(じやしよう)邪正を弁ずること無し

[2級]3-3 (ねはん)涅槃経に云く----- (あく)悪(ちしき)知識に(お)於ては(ふい)怖畏の心を生ぜよ

[語句](あく)悪(ちしき)知識

[2級]3-4 法華経に云く-----(あつく)悪口して(ひん)顰(しゆく)蹙し(しばしば)数数・(ひん)擯(ずい)出せられん

[2級]3-5 涅槃経に云く-----(なお)猶(りようし)猟師の細めに(み)視て(しずか)徐に(い)行くが(ごと)如く猫の(ねずみ)鼠を(うかが)伺うが如し

[流れ]3-5 文に(つい)就て世を見るに誠に以って(しか)然なり悪侶を(いまし)誡めずんば(あに)豈(ぜんじ)善事を(な)成さんや。

[流れ]4-1 客(なお)猶(いきどお)憤りて曰く-----誰人を以て(あくびく)悪比丘と(い)謂うや
[流れ]4-2 主人の曰く、(ごとばいん)御鳥羽院の(ぎよう)御宇に (ほうねん)法然と云う(もの)有り (せんちやくしゆう)選択集を作る

[語句] ( ほうねん)法然. (せんちやくしゆう)選択集

[研究]4-2 (どうしゃく)道綽禅師・聖道浄土の二門を立て---之に準じ之を思うに----- (どんらん)雲鸞法師--- 一には難行道二には易行道なり----- (ぜんどう)善導和尚・正雑の二行を立て---。

[2級]4-3 或は (す)捨て或は (と)閉じ或は (さしお)閣き或は (なげう)抛つ此の四字を以て多く一切を迷わし (しやへい捨閉かくほう閣抛)-----(ゆい)唯(じょ)除 (ごぎやく)五逆 (ひぼう)誹謗 正法の(せいもん)誓文に(そむ)背き-----法華経第二の「若し人信ぜずして此の経を(きぼう)毀謗せば(ないし)乃至其の人(いのち)命終つて(あびごく)阿鼻獄に(い)入らん」の(かいもん)誡文に迷う者なり

[語句](しやへい)捨閉(かくほう)閣抛

[要文]4-4 (し)如かず(か)彼の(ばんき)万祈を(しゆう)修せんよりは (こ)此の(いっ)一(きょう)凶を(きん)禁ぜんには。

[語句](こ)此の(いっ)一(きょう)凶

[要文]5-1 客(こと)殊に色を(な)作して曰く-----(たいざ)対座(なお)猶以て恐れ有り(つえ)杖に(たずさ)携われて(すなわち)則ち帰らんと欲す。

[2級]5-1 (みだ)弥陀を(きちよう)貴重すること誠に以て(しか)然なり------法然聖人は---智は日月に(ひと)斉しく徳は先師に越えたり---故に或は(せいし)勢至の化身と号し、或は善導の(さいたん)再誕と仰ぐ、然れば則ち十方の(きせん)貴賎(こうべ)頭を低れ(いつちよう)一朝の男女歩みを運ぶ、------何ぞ近年の(わざわ)災いを以て(せいだい)聖代の時に(おおせ)課せ、(あなが)強ちに先師を(そし)毀り、更に聖人を(ののし)罵るや------(たいざ)対座(なお)猶以て恐れ有り(つえ)杖に(たずさ)携われて(すなわち)則ち帰らんと欲す。

[要文]5-2 主人(え)咲み止めて曰く(から)辛きことを(たで)蓼の葉に習い(くさ)臭きことを(かわや)溷厠に忘る-----(くわ)委しく其の(おもむき)趣を談ぜん、

[2級]5-2 釈尊説法の内一代五時の間に(せんご)先後を立てて(ごんじつ)権実を弁ず、而るに(どんらん)雲鸞・(どうしゃく)道綽・(ぜんどう)善導(すで)既に (ごん)権に(つ)就いて (じつ)実を忘れ (せん)先に(よ)依つて (ご)後を捨つ未だ仏教の(えんでい)淵底を(さぐ)探らざる者なり、(なかんずく)就中法然は其の流れを(く)酌むと(いえど)雖も其の源を知らず

[研究]5-3 (そもそも)抑(きんねん)近年の災難を以て(おうだい)往代を難ずるの(よし)由(あなが)強ちに之を恐る、----- (しゆう)周の(すえ)末に被髪・袒身・礼度に依らざる-----(げんせき)阮籍が逸材なりしに-----(とう)唐の(ぶそう)武宗(こうてい)皇帝-----

[2級]5-4 彼の院の(おんこと)御事既に(がんぜん)眼前に在り

[語句]彼の院の(おんこと)御事

[流れ]5-4 (なんじ)汝疑うこと(な)莫かれ汝(あやし)怪むこと莫れ唯(すべからく)須く凶を捨てて善に帰し(みなもと)源を(ふさ)寒ぎ根を(たつ)截べし

[流れ]6-1 客(いささ)聊か(やわら)和ぎて曰く-----(しか)然るに未だ(かんじょう)勘状を(まい)進らせず(じょうそう)上奏に及ばず、(なんじ)汝(いやしき)賎身を以て(たやす)輙く(ゆう)莠(げん)言を(は)吐く其の(ぎ)義(あま)余り有り其の理(いわ)謂れ無し。

[要文]6-2 主人の曰く、(よ)予(しょうりょう)少量(な)為りと(いえど)雖も(かたじけな)忝くも大乗を学す、(そうよう)蒼蠅(きび)驥尾に(ふ)付して(ばんり)万里を(わた)渡り(へきら)碧蘿(しようとう)松頭に(か)懸かりて(せんじん)千尋を(の)延ぶ、弟子(いちぶつ)一仏の子と生れて(しょきょう)諸経の王に(つか)事う、何ぞ仏法の(すいび)衰微を見て(しんじょう)心情の(あいせき)愛惜を起さざらんや。

[研究]6-3 法を(や)壊ぶる者を見て置いて(かしゃく)呵責し(くけん)駈遣し(こしょ)挙所せずんば当に知るべし是の人は仏法の中の(あだ)怨なり、(も)若し(よ)能く駈遣し呵責し挙所せば是れ我が弟子・真の声聞なり

[2級]6-4 (たびたび)度度(そうもん)奏聞を(へ)経・(ちょくせん)勅宣・(みきようしよ)御教書を申し下して、-----(あに)豈未だ(かんじょう)勘状を(まい)進らせずと云わんや。

[流れ]7-1 客(すなわ)則ち(やわら)和ぎて曰く、-----若し災いを消し難を止むるの術有らば聞かんと欲す。

[研究]7-1 此の(かきん)瑕瑾を守つて其の(ひぼう)誹謗を成せども-----(しょせん)所詮、天下泰平・国土安穏は(くんしん)君臣の(ねが)楽う所、土民の思う所なり、夫れ国は法に依つて昌え、法は人に因つて貴し-----先ず国家を祈りて(すべから)須く仏法を立つべし

[流れ]7-2 主人の曰く、----- (ほうぼう)謗法の人を(いまし)禁めて(しょうどう)正道の(りょ)侶を重んぜば(くにじゆう)国中(あんのん)安穏にして(てんか)天下(たいへい)泰平ならん。

[語句](ほうぼう)謗法

[語句]7-3 (はかい)破戒とは(いわ)謂く (いっせんだい)一闡堤なり-----(ただ)唯(か)此くの如き一闡堤の(やから)輩を除いて其の余に施さば(いっさい)一切(さんたん)賛嘆せん

[語句](いっせんだい)一闡堤

[研究]7-4 是の因縁を以て是より(いらい)已来地獄に堕せず

[研究]7-5 (こ)是の故に(もろもろ)諸の国王に(ふぞく)付属して(びく)比丘・(びくに)比丘尼に(ふぞく)付属せず

[研究]7-6 正法を(まも)護る者は(まさ)当に(とうけん)刀剣(きじよう)器杖を(しゆう)執(じ)持すべし(とうじよう)刀杖を持すといえども雖も我これ是ら等を説きて(なづ)名けて(じかい)持戒と曰わん

[2級]7-7 持戒の比丘有り名を (かくとく)覚徳と曰う、-----是の時の国王名けて (うとく)有徳と曰う-----若し正法尽きんと欲すること有らん時(まさ)当に(か)是くの如く(じゅじ)受持し(ようご)擁護すべし

[語句](かくとく)覚徳 (うとく)有徳

[語句]7-7 (きが)飢餓の為の故に発心出家するもの有らん是くの如き人を名けて (とくにん)禿人となす、

[語句] (とくにん)禿人

[要文]7-8 9-5 法華経に云く「若し人信ぜずして此の経を(きぼう)毀謗せば即ち(いっさい)一切(せけん)世間の(ぶつしゆ)仏種を断ぜん、(ないし)乃至其の人(みよう)命(じゆう)終して(あびごく)阿鼻獄に(い)入らん」

[流れ]7-9 (そ)夫れ(きょうもん)経文(けんねん)顕然なり私の(ことば)詞(なん)何ぞ(くわ)加えん、----- (ほうぼう)謗法を禁ずる者は不退の位に登る、

[流れ]7-10 早く天下の(せいひつ)静謐を思わば(すべから)須く国中の謗法を断つべし。

[流れ]8-1 客の曰く、-----(ざんざい)斬罪に行う可きか、

[流れ]8-2 謗法を(いまし)誡むるに似たれども(すで)既に(きんげん)禁言を破る此の事信じ難し(いかん)如何が(こころ)意(え)得んや。

[要文]8-3 主人の云く、---(すなわ)即ち其の (せ)施を止む

[語句](せ)施

[流れ]9-1 客(すなわ)則ち席を(さ)避け(えり)襟を(つくろ)刷いて曰く、-----(しょせん)所詮(こくどたいへい)国土泰平・天下安穏は一人より万民に至るまで好む所なり(ねがう)楽う所なり。早く(いつせんだい)一闡堤の(せ)施を(とどめ)止め永(くしゆそうに)衆僧尼の(く)供を(いた)致し・(ぶっかい)仏海の(はくろう)白浪を(おさ)収め(ほうざん)法山の(りよくりん)緑林を(き)截らば世は(ぎのう)羲農の世と成り国は(とうぐ)唐虞の国と為らん、

[要文]9-1 (こくどたいへい)国土泰平・天下安穏は一人より万民に至るまで好む所なり(ねがう)楽う所なり。

[要文]9-2 主人(よろこ)悦んで曰く、(はと)鳩(け)化して(たか)鷹となり(すずめ)雀(へん)変じて(はまぐり)蛤と為る、(よろこば)悦しきかな(なんじ)汝(らんしつ)蘭室の友に(まじわ)交りて(まほ)麻畝の(しよう)性と成る

[要文]9-2 汝(とうざ)当座に信ずと(いえども)雖も(のち)後(さだ)定めて(なが)永く忘れん、(も)若し先ず国土を(やす)安んじて(げんとう)現当を祈らんと欲せば(すみやか)速に(じようりよ)情慮を(めぐ)回らし(いそい)_     で(たいじ)対治を加えよ、(ゆえん)所以は(いか)何ん、薬師経の七難の(うち)内五難(たちまち)忽に起こり二難(なお)猶残れり、(いわゆる)所以 他国侵逼の難・自界叛逆の難なり、大集経の三災の内二災早く(あらわ)顕れ一災(いま)未だ起こらず所以(ひょうかく)兵革の災なり

[要文]9-2 (しかのみならず)加之国土(みだ)乱れん時は先ず(きじん)鬼神乱る鬼神乱るるが故に(ばんみん)万民乱ると、今此の文に(つ)就いて(つぶ)具さに事の(こころ)情を案ずるに百鬼早く乱れ(ばんみん)万民多く滅ぶ(せん)先(なん)難是れ明かなり(こうさい)後災何ぞ疑わん・若し残る所の難悪法の(とが)科に依つて(なら)並び起り(きそ)競い来らば其の時(いか)何んが(せ)為んや、

[2級]9-2 (ていおう)帝王は国家を(もとい)基として天下を(おさ)治め(じんしん)人臣は(でんえん)田園を(りょう)領して(せじょう)世上を保つ、-----国を失い家を(めつ)滅せば(いず)何れの所にか世を(のが)遁れん

[要文]9-2 (なんじ)汝(すべから)須く(いつしん)一身の(あんど)安堵を思わば(ま)先ず(しひよう)四表の(せいひつ)静謐を(いの)祷らんもの者か

[研究]9-3 (なかん)就ずく中人の世に(あ)在るや(おのおの)各(ごしょう)後生を恐る、-----早く(うい)有為の(さと)郷を(じ)辞して必ず(むげん)無間の(ごく)獄に(お)墜ちなん

[研究]9-4 (ひびき)響きの(ごと)如く影の如く人の(よる)夜(か)書くに火は(めつ)滅すれども字は(そん)存するが如く、(さんがい)三界の(かほう)果報も(またまた)亦復(か)是くの(ごと)如し

[研究]9-5 (ふきようぼん)不軽品に云く「(せんごう)千劫(あび)阿鼻地獄に(おい)於て(だいくのう)大苦悩を愛く」

[2級]9-6 広く(しゆうきよう)衆経を(ひら)披きたるに(もつぱ)専ら(ほうぼう)謗法を重んず、悲しいかな皆(しようほう)正法の門を(い)出でて深く(じやほう)邪法の(ごく)獄に入る、(おろか)愚なるかな(おのおの)各(あつきょう)悪経の(つな)綱に(かか)懸つて(とこなしえ)鎮に(ぼうきよう)謗教の(あみ)網に(まつわ)纒る、此の(もうむ)朦霧の(まよい)迷(か)彼の(じようえん)盛_ の(そこ)底に(しず)沈む(あに)豈(うれ)愁えざらんや、豈(くるし)苦まざらんや、

[要文]9-6 (なんじ)汝(はや)早く信仰の(すんしん)寸心を(あらた)改めて(すみやか)速に (じつじよう)実乗の(いちぜん)一善に(き)帰せよ、(しか)然れば(すなわ)則ち(さんがい)三界は皆(ぶつこく)仏国なり仏国其れ(おとろ)衰えんや(じゆつぽう)十方は(ことごと)悉く(ほうど)宝土なり宝土なん何ぞ(くず)壊れんや、国に(すいび)衰微無く(ど)土に(はえ)破壊(なく)無んば身は是れ安全・心は是れ(ぜんじよう)禅定ならん、此の(ことば)詞此の(ことば)言信ず可く(あがむ)崇む可し。

[語句](じつじよう)実乗の(いちぜん)一善

[流れ]10- 客の曰く、(こんじよう)今生(ごしよう)後生誰か(つつし)慎まざらん誰か(したが)和わざらん、-----是れ(しきよく)私曲の思いに非ず、則ち(せんだつ)先達の(ことば)詞に(したが)随いしなり、

[要文]10- (いよい)弥よ(きこう)貴公の(じ)慈(かい)誨を(あお)仰ぎ(ますます)益(ぐきやく)愚客の(ちしん)癡心を(ひら)開けり、(すみやか)速に(たいじ)対治を(めぐら)回して早く(たいへい)泰平を(いた)致し(ま)先ず(しようぜん)生前を(やすん)安じて(さら)更に(ぼつご)没後を(たす)扶けん、(ただ)唯我が信ずるのみに(あら)非ず又他の(あやま)誤りをも(いまし)誡めんのみ。


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