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11.18のお話

 
 履歴書をお持ちになったかな?

 はい、持ってきました。

 夕張の小学校に勤めておられたのですな。

 はい。勉強のできる子供はどんどん伸ばしました。
 苦手な子供には、辛抱強く、繰り返し、繰り返し教えました。
 そして、勉強は、午前中だけにして、午後は、全部、体育の授業にしましたので、子供たちは、大喜びでした。

 なるほど。なるほど。

P1010480_01.jpg


≪ナレーションA≫ それでは寸劇人間革命のコーナーです。

本日は、牧口先生と戸田先生、そして創価教育学会の、お話であります。

≪ナレーションB≫ 大正9年、西暦1920年の夏。紹介状をたずさえ、戸田青年は、緊張して、牧口常三郎の自宅を訪ねた。
牧口は、鋭い眼で戸田青年をじっと見た。そして自分と同じ北海道出身の青年と知って、快く迎えたのであります。

≪牧口常三郎≫  履歴書をお持ちになったかな?

≪戸田青年≫  はい、持ってきました。

≪牧口常三郎≫ 夕張の小学校に勤めておられたのですな。

≪戸田青年≫  はい。勉強のできる子供はどんどん伸ばしました。苦手な子供には、辛抱強く、繰り返し、繰り返し教えました。
そして、勉強は、午前中だけにして、午後は、全部、体育の授業にしましたので、子供たちは、大喜びでした。

≪牧口常三郎≫ なるほど。なるほど。

≪戸田青年≫(すごい人だ。でも、やさしそうだ。よし、思い切っていこう。ゴクリ。)

先生、私をぜひ採用してください。
私はどんな劣等生でも、必ず優等生にしてみせます。
先生、私を採用してくだされば、あとできっと、『いい奴を採用してよかった』と、お考えになるでしょう。

≪牧口常三郎≫  はっ、はっ、はっ。そうか、そうか。

≪戸田青年≫(ちょっと照れるが、ここが大事。よし、もう一押しだ。ゴクリ。)

先生、ぜひとも、ぜひとも、お願いいたします。

≪牧口常三郎≫  わかった、わかった。尽力(じんりょく)しよう。

戸田君。君は、うまくいけば素晴らしい人物になるが、わるくすると、とんでもない人間になるだろう。

≪戸田青年≫ はぁ、はい。

≪ナレーションB≫ この時、牧口常三郎は49歳。戸田青年は20歳でありました。
こうして戸田青年は、牧口先生の、はからいで、彼が校長を務める小学校の、代用教員となったのであります。

≪ナレーションA≫ 時は流れて、昭和4年の冬。
牧口と戸田は、新しい教育学説の発表と名称について話し合いました。
夜は、しんしんと更け、二人は火鉢(ひばち)をかこみながら、熱っぽく語り合ったのであります。

≪戸田青年≫  先生の、教育学は、何が目的ですか?

≪牧口常三郎≫ 価値を創造できる人間を育成すること。つまり、価値を創(つく)ることだ。

≪戸田青年≫  それでは先生。先生の教育学を、創価 ― 創価教育学と名付けましょう。

≪ナレーションB≫ こうして、昭和5年1930年11月18日 牧口先生の30年に及ぶ研究・思索・実践の結晶として「創価 教育学 体系 第一巻」が発刊されます。
そして、この日を、もって、創価学会の創立記念日となったことは、皆様ご存知のとおりです。

≪ナレーションA≫  本日は、小説「人間革命」第2巻「地湧」(じゆ)の章、などから、『牧口先生と戸田先生』、そして『11.18創立記念日』のお話を、黎明地区・オール スター キャストでお送りいたしました。

以上で寸劇人間革命のコーナーを終わります。



寸劇人間革命を読んでいただきありがとうございます。

今まで、作ってきた、11.18のお話を、もう一回、簡単なものに作り変えてみました。
この寸劇人間革命の分量はおおよそ 20文字×80行です。

原稿印刷用に、空白行の少ないテキストデータを準備しました。
是非、ご活用ください。

原稿印刷用のテキストデータ

≪ナレーションA≫ それでは寸劇人間革命のコーナーです。
本日は、牧口先生と戸田先生、そして創価教育学会の、お話であります。
≪ナレーションB≫ 大正9年、西暦1920年の夏。紹介状をたずさえ、戸田青年は、緊張して、牧口常三郎の自宅を訪ねた。
牧口は、鋭い眼で戸田青年をじっと見た。そして自分と同じ北海道出身の青年と知って、快く迎えたのであります。
≪牧口常三郎≫  履歴書をお持ちになったかな?
≪戸田青年≫  はい、持ってきました。
≪牧口常三郎≫ 夕張の小学校に勤めておられたのですな。
≪戸田青年≫  はい。勉強のできる子供はどんどん伸ばしました。苦手な子供には、辛抱強く、繰り返し、繰り返し教えました。
そして、勉強は、午前中だけにして、午後は、全部、体育の授業にしましたので、子供たちは、大喜びでした。
≪牧口常三郎≫ なるほど。なるほど。
≪戸田青年≫(すごい人だ。でも、やさしそうだ。よし、思い切っていこう。ゴクリ。) 
先生、私をぜひ採用してください。
私はどんな劣等生でも、必ず優等生にしてみせます。
先生、私を採用してくだされば、あとできっと、『いい奴を採用してよかった』と、お考えになるでしょう。
≪牧口常三郎≫  はっ、はっ、はっ。そうか、そうか。
≪戸田青年≫(ちょっと照れるが、ここが大事。よし、もう一押しだ。ゴクリ。)
先生、ぜひとも、ぜひとも、お願いいたします。
≪牧口常三郎≫  わかった、わかった。尽力(じんりょく)しよう。
戸田君。君は、うまくいけば素晴らしい人物になるが、わるくすると、とんでもない人間になるだろう。
≪戸田青年≫ はぁ、はい。
≪ナレーションB≫ この時、牧口常三郎は49歳。戸田青年は20歳でありました。
こうして戸田青年は、牧口先生の、はからいで、彼が校長を務める小学校の、代用教員となったのであります。
≪ナレーションA≫ 時は流れて、昭和4年の冬。
牧口と戸田は、新しい教育学説の発表と名称について話し合いました。
夜は、しんしんと更け、二人は火鉢(ひばち)をかこみながら、熱っぽく語り合ったのであります。
≪戸田青年≫  先生の、教育学は、何が目的ですか?
≪牧口常三郎≫ 価値を創造できる人間を育成すること。つまり、価値を創(つく)ることだ。
≪戸田青年≫  それでは先生。先生の教育学を、創価 ― 創価教育学と名付けましょう。
≪ナレーションB≫ こうして、昭和5年1930年11月18日 牧口先生の30年に及ぶ研究・思索・実践の結晶として「創価 教育学 体系 第一巻」が発刊されます。
そして、この日を、もって、創価学会の創立記念日となったことは、皆様ご存知のとおりです。
≪ナレーションA≫  本日は、小説「人間革命」第2巻「地湧」(じゆ)の章、などから、『牧口先生と戸田先生』、そして『11.18創立記念日』のお話を、黎明地区・オール スター キャストでお送りいたしました。
以上で寸劇人間革命のコーナーを終わります。
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テーマ: 二次創作 | ジャンル: 小説・文学

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